【衝撃】年代別の貯蓄額がヤバい
皆さん貯金・節約頑張っていますか?
税金値上げ、電気・物価高騰のしわ寄せが私たちの生活に大きく響いている現状です。
筆者が70代に到達する頃にはこれらがもっと上がっているでしょう。
その時にきちんと今の生活を維持し続けていられるでしょうか。
もっと遠い将来のことを見据えながらお金と向かっていくべきだと考えます。
明るい未来の為に貯金は必要ということで今回は年齢別にみんなどのくらい貯金をしているのか調べてみました。
この記事を読むと、年齢別の貯蓄を知ることで自分たちがどの位置にいるか再認識することができます。
- 20代:179万円(平均値)
- 老後資金はコツコツ貯めよう
20代:179万円(平均値)
給料は安いですが、自分の好きなことにお金をかけられるイメージがあります。
平均は179万円
意外とみんな貯めているイメージです。
例えば、22歳大卒で新社会人になったとして
2.5万円/1カ月 で貯金すると年間で約30万貯蓄できます。
理論上では、28歳まで頑張ればちょうど平均約180万円となります。
20代:20万円(中央値)
単身世帯の貯金中央値は約20万円となっています。
一部の人が平均をいかに上げているかということ
貯金ができていない世帯・できていない世帯の2分化している事が伺えます。
実際、貯金ができている世帯の方が割合的には少数となります。
貯金・貯蓄がゼロの世帯は20代全体の38.5%となっています。(驚愕の4割)
考えられる背景
働きだしてからの給与が少ない。
貯蓄に回せる額が少ない。(奨学金等の学費ローンの返済が絡んでいる)
地方であれば通勤のために車を所持している可能性がある。
ライフイベントが多い。
30代:606万円(平均値)
会社の中で役職がついたり、平均所得が上がる傾向にあります。
人生で最も給料が伸びる時期といわれています。
30代:56万円(中央値)
単身世帯では56万円となっています。
平均値から比較すると約550万円も開きがあります。
貯蓄できている世帯の割合は少数派となっています。
30代での貯蓄ゼロの割合は36.3%と全体3割を占めています。
逆に2000万円以上保有している世帯は約5%となっています。
この5%に入る人たちは以下が考えられます。
・資産運用をしていた
・20代から貯金をしていた
・起業成功者
30代ですべきこと
老後の為に、日頃の出費の見直しをする
先取り貯金を取り入れる
資産運用を始めてみる
40代:818万円(平均値)
2020年以降、少しずつ上昇傾向となっています。
新型コロナの影響により、収入をプラスに好転させていることが考えられます。
40代:92万円(中央値)
2020年より比較し2023年は約50万円近く貯蓄額を上昇している値でもあります。
しかし
貯蓄できている割合は少数派となっています。
40代のゼロの割合は全体の35.8%となっています(約3割)。
考えられること
貯蓄ゼロの3割がそのまま40代になっているのか。
50代:1067万円(平均値)
社会的地位が高い方もおり、高所得者が平均額を引き上げている可能性があります。
貧困の差もしっかりと数値に表れています。
50代:130万円(中央値)
平均値との差はなんと約930万円となっています。
一部の富裕層があげている現状ですが、実態は貯蓄額が少ない方が多い事実にあります。
貯蓄できていない割合は少数派となっています。
50代全体で35.7%。(20/30/40代と同じく約3割強を占める結果に)
それだけ現実は厳しいです。
とにかく将来に向けて貯金をすることを注力していくことをお勧めします。
60代:1860万円(平均値)
定年退職し、退職金をもっている世帯が多いと思います。
60代:460万円(中央値)
中央値でみると少ないことがわかると思います。
出稼ぎができる機会が少なくなってきているのに、これからどうやって
老後資金を貯めていけばいいのか困ってしまいます。
貯蓄なし、100万円未満の世帯は60代全体で約37%
この結果も、30代から貯蓄していない世帯がそのまま上がってきた印象です。
老後資金2000万円問題を解決できる割合は約26%のみ
それだけ達成のハードルが高く、老後の生活が困窮する可能性が高いです。
お金の使い方を間違えるとそれだけ大きく将来に響くことがわかります。
若いうちから、資産を作っておくことをお勧めします。
70代:1233万円(平均値)
働けなくなったり、老後の貯蓄をくずしながらの生活になっていることが伺えます。
令和元年に行った家計の金融行動に関する世論調査にて
老後の生活について85.6%の人が「非常に心配」「少し心配」と選んでいます。
老後資金はコツコツ貯めよう
貯金はいつ初めてからでも遅くはありません。